曹洞宗 大宝山 恵運寺

書き置き朱印の貼り付け方

 参拝の皆様によく尋ねられるのが、書き置き朱印の貼り付け方です。ここでは当寺の書き置き朱印について、一番手軽できれいに貼れる方法をご紹介します。

 当寺の・・・とするのにはワケがあります。それぞれの寺社で授与される紙質は様々です。紙質、気温、湿度、経験値などで、使う道具、方法が違ってきます。

 ひとまず当寺の御朱印を例にとって説明しますので、適宜応用して頂ければ大体の紙質で対応できる方法であると思います。

 

 ※朱印の貼付は自己責任でお願いします。

 

黒達磨御朱印の貼り付け方

(デコボコした和紙の例)

当寺の達磨朱印は、揮毫時に水分を多く含む筆で描くため、皆様方に授与する際の乾燥した状態では、紙面がデコボコになっています。

その為、貼り付けにくいと感じる方が多いかもしれません。

そんなデコボコした和紙(奉書紙)の朱印をきれいに貼り付ける方法を説明します。

私のお気に入りは、ヤマトの和紙糊です。
普通の澱粉糊でも大丈夫ですし、洗濯のりなどでも代用できます。

和紙糊はそれらに比べ、少し値が張りますが良質で安心して使えます。

必要な物は、朱印帳、書き置き朱印、和紙糊(澱粉糊)、朱印より大きな紙2枚(チラシや書き損じのコピー用紙などが最良)、濡れタオル(手拭き用)

 

上級者向け:霧吹き、刷毛、小皿

(初めての方は必要ありません。あったら便利な程度のものです。後述します。)

道具などをキチンと整頓してセットします。
手際よく貼り付けるため、ここが肝要。

 

・朱印帳は貼り付ける面を開けておく。

・大きめの紙(台紙)の上に朱印を裏返して置く。

・片方の指で朱印を押さえ、もう片方の指の腹で、糊を薄く均等に上半分にまんべんなく塗る。朱印からはみ出すぐらいに大胆に塗るのがコツ。

 

・上半分を塗ったら、すぐに下に敷いた台紙のまま180度回転させ、下の半分を塗る。

 必ず台紙ごと回すこと。朱印を持ち上げるのは厳禁。

・朱印に糊の水分が浸透し、柔らかくなるのを待つ。(当寺の朱印の場合、湿度にもよりますが30秒から1分程度。デコボコが強い場合は、長めに置いてください。)

 

・待ってる間に手を拭いてきれいにしておく。

 

・紙の状態が良くなったら(デコボコが緩和されたら)朱印を貼り付ける場所に置く。

上にあて紙をし、中心から放射線状に抑える。力はほどほどに。

あて紙を取り、シワがないか確かめる。

 

シワや浮きがある場合は、シワを伸ばすようにしてあて紙の上からこする。

(紙に水分があるので、伸縮性があり、貼り付けやすくなってます。)

あて紙をとり、乾燥する。

乾燥するとデコボコだった所から水分が抜け、朱印がパンと貼りつきます。

 

ただ糊を塗って貼るだけですが、説明すると長くなりますね。

ちなみに・・・

平らな料紙や画用紙などを貼り付ける方法は以下の通り。

十一面観音朱印の貼り付け方

(きれいな状態の書き置き)

当寺の十一面観音朱印は料紙を使用しておりますが、その他、画用紙、印刷された朱印など平らな状態の朱印については、私はスティック糊が一番簡単だと思っております。

スプレー糊を使用してもいいですが、周辺がべたついたり、腕がべたついたりするので、あまり使用しません。

同じくあて紙をし、上からこすります。
中心から放射線状が基本です。

乾燥させて出来上がり。

手順は、澱粉糊とあまり変わりません。
上下半分ずつ薄くまんべんなく塗りつけるだけです。

こちらは水分を浸透させる時間は余り必要ありません。素早くするのがコツです。

折れやシワがある場合は、澱粉糊でのはりつけをお薦めします。

今回紹介した方法は、当寺の御朱印を貼り付ける方法です。他で授与して頂いた朱印に適さない場合もありますのでご注意ください。

貼り付け方は様々あると思いますので、自分に合ったやり方を模索してみてください。

 

きれいに貼り付けて頂き、大事にされることを心から願っております。

 

おまけ

 

上級者篇

先述した方法で、特に問題なく簡単にきれいに貼り付けられます。

デコボコがひどいときや何枚も貼り付ける場合に経験のある方に試してもらう方法です。

 

裏返した朱印本紙に霧吹きで水を吹き付けます。
少し湿る程度にしてください。
べちゃべちゃにしないように。
少し濡らしてから、乾燥させちょうど良い具合にするという方法もあります。

あらかじめ澱粉糊を水で溶いておき、刷毛で塗りやすくしておきます。
霧を吹いた朱印本紙に、刷毛で糊を塗りつけます。

 

後は先述した方法と同じ要領で貼り付けます。

 

糊を手で塗るのがイヤな方や、効率を重視する方は霧を吹かずに、水で溶いた糊を刷毛で塗るのが最良の方法だと思います。
霧を吹くよりは少し簡単なので、こちらの方がお薦めです。

 

朱印に使われている墨液や顔彩の種類によっては、霧を吹き付けたときににじんでしまうこともあります。
また、対応している物でも、霧の吹きつけが多すぎるとにじんでしまいます。
霧吹きには十分ご注意ください。

 

刷毛で塗るだけでも十分です。

恵運寺(えうんじ)〒640-8137 和歌山県和歌山市吹上3丁目1番66号 073-(424)7633

Copyright 2018 Daihouzan Eiunji All Rights Reserved.

曹洞宗 大宝山 恵運寺
曹洞宗 大宝山 恵運寺
曹洞宗 大宝山 恵運寺